大角建設は、林業も承ります
静岡県は、富士山や南アルプスなどの天然林、天竜の人工林など魅力ある森林を有しており、県土の約64%が森林です。
森づくりには長い時間がかかりますが、木材価格の低下等により林業の活力が失われ、また、生命・身体に関わる重大な災害が発生しやすい上に専門技術や大型重機等の専門機材が必要なことが多く、採算性が低い一部森林では手入れが不足して荒廃が進んでいます。
大角建設は創立当初より林業も行っており、定期的な研修・講習の受講により研鑽を図っています。
しずおか林業作業士も在籍しております(認定番号205号)。荒廃した森林の整備にご協力ができるかもしれません。また、大木の伐採など、危険の伴う作業もお任せください。
森の力再生事業の利用
大角建設では、平成29年度より静岡県の補助事業である「森の力再生事業」を利用して森林の整備を行っています。
森の力再生事業とは?
公益性が高く、森林所有者等による整備が困難なために手入れが届かずに荒廃が進んだ森林について、水源かん養機能や土砂流出防止機能といった「森の力」を回復しようとする静岡県の補助事業です。
森の力再生事業の対象となる整備
〇人工林再生整備(機能回復型)
日光が入らず暗くなったスギやヒノキの人工林の間伐を行い、下草や広葉樹の生育を促します。
整備前
整備後
整備前
整備後
〇人工林再生整備(森林災害対応型)
台風等の強風により倒れたスギ等の森林で、倒木を除去し、広葉樹が自然に発生するように誘導します。
〇竹林・広葉樹林等再生整備
放置されている竹林は、竹を伐採し、広葉樹林に誘導します。
利用されることなく放置されている広葉樹林は、適切な密度になるように伐採します。
整備費用は?
森林の所有者様が整備費用を自費で負担することはありません。
整備費用は、原則として静岡県の規定に基づいて静岡県の補助金により賄います。
補助金はあくまで静岡県の規定に基づき交付されるものですので、補助金の金額が弊社による整備費用に満たない場合もありますが、その場合は不足分を整備によって生じた材木の売却代金で補填し、材木の売却代金に余りが出た場合にはその余剰金をお返しいたします。
森林所有者様がすることは?
整備に先立って、所有者様と弊社とで委託契約を締結いたしますが、それだけです。
森の力再生事業の申請(申請に先立つ測量、現地調査含む)、整備、実績報告、すべて弊社が行いますので、森林所有者様が行うことはほとんどありません。
他にも県や国の補助金を利用して森林整備を行うことも可能です。
もし整備が滞っている森林をお持ちでしたら、一度相談してみませんか?