十国峠展望台 店舗改修工事 施工前

函南町と熱海市の市長境にある絶景観光スポット、十国峠展望台の一角を売店にするため、改修依頼をいただきました。

十国峠展望台 店舗改修工事 状況

仮設・解体

工事中も施設は営業中のため、影響を最小限にしつつ、必要な養生を行います。

コストを抑えつつ短工期で済むよう、必要な範囲で解体をしていきます。

天井には軽量鉄骨が使用されています。当然ここも再利用します。

大工工事

配管スペースを確保するために大引き・根太を張って床を上げていきます。

床の合板を張り終えました。順番は前後しますが、当然床下に配管済みです。

天井の下地となる軽量鉄骨を組んでいきます。

壁の下地も軽量鉄骨を組んでいきます。見てわかる通り、スペースに限りがあります。


売店の顔となるカウンターも作っていきます。

天板を取り付けるとそれらしくなってきます。

カウンターが完成しました。ここに後ほどクロスを張っていきます。

壁と天井にプラスターボードを張っていきます。
貼り終えれば大工工事は大方終了です。

壁の下地が硬質PBだったのか、画鋲もなかなか入らない状態でした。メニューを貼ったり簡単に装飾ができるよう、現状の壁の上から薄いベニヤを捨て貼りしました。

給排水設備工事


既存の排水桝に接続するため、排水管を通すためのコアを抜きます。

Sample Content


既存の排水桝に排水管を接続します。

既存の床に給排水の配管をしていきます。この後、大引・根太を据えて床を上げます。

このように、床下に給排水の配管をします。既存の床を壊さずに床を上げることでコストをかけずに配管することができます。

保健所による飲食店の開店許可要件の一つとして、手洗い器の設置が義務付けられています。新たに設けた壁(お客様から見えない位置)に省スペースの手洗い器を設置します。

電気工事

既存の分電盤から電源を取ります。飲食物の売店では、高電圧の調理器具も使用されるため、容量が十分か確認しながらの作業です。

天井の裏に配線をしていきます。

事前に位置を決めてからコンセントやスイッチボックスを設置していきます。

売店の開店要件の1つ、換気設備の設置のために換気扇を設置します。建物の外壁の大部分をサッシが占めているため、換気扇とダクトを設置するためのプレートを作成して設置します。

外から見るとこんな感じ。違和感なく設置できました。

フライヤーの上に設置された換気扇のダクトを接続して完了です。

内装工事

お客様のイメージに合うクロスをチョイスしていただきました。
車内の若い方たちに聞いて回ったそうです(笑)


飲食店の許可を取る場合、壁は平たんで掃除が容易なもの(静岡県の場合)である必要があります。
が、外装については特に規定はありませんので、自由度が高いのです。

床の施工に入る前に、パテで平たんにしておきます。貼る予定の長尺シートがそこから割れてしまったり浮いたりするのを避けるために必要な作業です。

床は長尺シートを貼りました。許可要件に滑りにくく掃除がしやすいもの(防水)、との指定がありましたので、事前に保健所に相談の上決めました。


長尺シートは継ぎ目を溶接します。簡単なように見えて、実際やってみると難しい作業です。

違和感なく収まりました!

内部のクロス貼り、ここでもPBの継ぎ目などをきちんとパテ埋めします。


店舗内部の壁材は、平たんで清掃がしやすいものとの指示。こちらも事前に保健所に赴き、サンプルを見せてこれなら確実に許可が通る、というものを選択しました。

壁と床の取り合い部分にコーキングを打設し、巾木を貼り付けました。

女性も含めて1人で調理・接客をやる予定なので出入りは簡単でも入ってきにくいかぎをつけてほしいとのことで、建具屋さんにお願いしてスイングドアを造作してもらいました。


既存の壁はケレンしたうえで塗りなおします。

厨房機器を設置した後、厨房機器の隙間をコーキングで埋めました。

厨房設備機器設置

限られたスペースで効率的に売店業務を行うため、必要な厨房機器を厳選し、厳密な配置計画を立てたうえで設置する厨房機器を設置します。上写真はコールドテーブルです。

シンクの設置も売店の開店要件の1つとなっています。今回はシングルシンクを設置しました。いろいろなサイト等でシンクは2つあることとされていますが、施工前に所轄保健所からシングルシンクで問題ないと指示されました。

ホットスナック用のショーケース、業務用レンジも設置します。

十国峠展望台 店舗改修工事 完成

短工期でしたが、予算の中でお客様のご希望をできる限り反映した売店が完成しました。


着工前・施工中に保健所の指示を仰ぎながら施工を行いました。戸付きの棚、ガス湯沸かし器、シンク、これらは売店開業に必要な設備です。

大型の冷凍冷蔵庫、設置場所や収まりに工夫が必要でしたが、何とかきれいに収めることができました。

お客様から見えないスペースにもしっかり手洗い器を設置しています。スペースに限りがあるため省スペース型のものを選択しましたが、これで保健所の検査は問題ないとのことでした。

業務用厨房への設置が義務付けられているグリストラップも、小型の置き型のものを設置しました。大掛かりな工事も必要なく、想定している使用方法では問題ない容量のものを選びました。

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