三島市 宅地造成工事 着工前

駐車場を3区画の宅地に分譲するための造成工事をご依頼いただきました。

三島市 宅地造成 施工状況

見切工設置工事

見切工(敷地境界線上に設置する背の低いコンクリート擁壁)や道路・側溝を設置する位置を中心に、既存のアスファルトにカッターを入れます。

カッターを入れた部分のアスファルトをはがしていきます。

このように施工する部分だけを撤去することで必要以上に現場や周辺道路を汚さずに済みます。ちょっとした知恵です。

 

見切工を設置する位置を掘削して、砕石を敷きます。

敷いた砕石を十分転圧して…

捨コンを打設するために捨コン用の型枠を据えていきます。
捨コンには、墨出し用の下地、型枠・鉄筋が乗る下地、高さの基準といった役割があります。

捨コンを打設していきます。捨コンの役割は上の通りなので強度は求められず、捨コンは無筋です。

鉄筋と型枠を設置していきます。見切工は土に接するため、コンクリートのかぶり厚は70㎜以上を確保します。

コンクリートを打設します。ジャンカが発生しないようにバイブレーターを十分に掛けて締め固めます。

脱型して出来形を確認します。

見切コンクリートを埋め戻していきます。
順番は前後しますが、この段階では残りのアスファルトも撤去済みです。

 

埋め戻した見切りコンクリートの周りを転圧して完了です。

側溝布設工事

側溝を敷設する部分を床掘(掘削)していきます。
※見切りコンクリート設置工事と同時に行っています。

床掘が完了したら、砕石を敷いて転圧し、その上に捨コンを打設します。
写真は捨コンの型枠を設置しているところです。

捨コンを打設していきます。
完成後に見えるところではありませんが、施工の上で大事な工程です。

捨コンの上、側溝の下側に空モルタルを敷いていきます。

高さや通りを確認しながら側溝を敷設していきます。

モルタルで目地もきっちり埋めます。

舗装工事ほか仕上げ

残してあったアスファルトをすべて撤去します。

建築基準法上の接道義務を満たすための道路を築造します。
上層路盤の材料である粒調砕石を敷きます。

上層路盤をよく転圧します。

路盤とアスファルトの付着性の向上、路盤の安定等のため、プライムコートという乳液を散布します。

アスファルトを敷き均していきます。この道路は利用者が限られるため、基層は設けていません。

敷き均したらタイヤローラーなどを使って転圧していきます。

 

三島市宅地造成工事 完成

宅地分譲において宅地造成工事はほぼ必須といっても過言ではない工事です。
弊社は不動産業も営んでおり、その視点からもご提案が可能です。

眠っている土地にお困りの方はぜひお問い合わせください!


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